研究者は研究以外にもやることがたくさん!研究に専念できる時間は3割

SMOOSY, 2019.07.22

はじめまして。会員管理クラウドサービスSMOOSYの担当をしております備家(びか)です。もうすぐ梅雨明けですね。幸い四季を楽しめる人間なので、夏がくることに心躍っています。

さて、本日は日本の研究者、特に大学に所属している研究者を取り巻く状況についての記事です。

文部科学省による研究者活動の実態調査

文部科学省が6月26日に「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査」の報告書を公表しました。この調査は、大学等における研究者の活動の実態を把握し、研究や教育等にかける時間の利用実態を調査する目的で5年毎に分析されているものです。

今回の調査結果の概要から、トピックを簡単に書き出してみます。

  • 教員の研究活動時間割合は減少傾向が続いており、全体のおよそ30%にとどまっている
  • 一方で研究活動以外の全ての職務活動時間割合が増加している
  • 分野別に見ると、保健分野の研究時間割合が最も低い
  • 職位別に見ると、「教授」のその他の職務活動(学内事務等)の割合が最も高い
  • 国公私立別に見ると、国立大学は研究時間割合40%以上を維持している。一方で公立大学は前回調査時から著しく減少し、 31.4%であった
  • 研究パフォーマンスを高める上で制約となっている要素としては「研究時間」という回答が76.4%と最も多かった
  • 競争的資金等、外部研究資金の獲得のための業務負担も大きく、年間の研究時間の5.0%を占めている

 

大学等教員の職務活動時間割合の推移

(出典:文部科学省「平成 30 年度大学等におけるフルタイム換算データに関する調査(概要)」) 

 

分野や職位によって違いはあれど、全体として「研究以外の業務負担が年々増えていて、それらが研究パフォーマンスの制約となっている」という現状が分かります。
ではなぜ研究以外の業務負担が増えているのか?調査報告書内にもありますが、「教育専任教員の不足」により、学生の教育等にかかる一人あたりの負担が大きくなってしまっていることが推測できます。

 

研究パフォーマンスを高める上で最も制約となっていること

(出典:文部科学省「平成 30 年度大学等におけるフルタイム換算データに関する調査(概要)」)

 

学会における業務負担も無視できない?

学会等に関する活動は職務の分類でいうと「社会サービス活動(研究関連)」項目に含まれるようです。全体の割合でいうと5%ですが、決して少なくない時間でしょう。
6月14日の本ブログ記事でも取り上げましたが、特に比較的小規模な学会の場合、理事である先生たちが持ち回りで学会事務局業務を兼務されていることが多く、こうした学会の事務局業務にかかる負担は無視できない要素ではないでしょうか。(新規入会者の対応、会費の請求・入金確認、HPでの情報発信、理事会資料作成…)

アトラスにできることは何か?

学会関連の事務局業務を効率化するお手伝いができます。アトラスが展開している会員管理クラウドサービスSMOOSY(スムージー)は「ITで会員管理の負担を軽減し、研究に専念できる未来へ。」というビジョンのもと、会員管理業務負担の軽減に貢献し、皆さまが本来の研究活動に専念できる環境の実現を目指しています。

学会の事務局業務でお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。システム導入で解決できることをご提案いたします。
詳しくはサービス紹介ページご覧ください 。

会員管理支援サービス

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも有用な情報となっていれば幸いです。

 

【予告】
これから何回かに分けて「IT導入補助金」について書く予定です。
アトラスは経済産業省が管轄の「サービス等生産性向上IT導入支援事業(通称 IT導入補助金)」のIT導入支援事業者となっており、SMOOSYは業務生産性向上に寄与する「ITツール」として登録されています。

名前は聞いたことがあるけどどういったメリットがあるのか?どういった手続きが必要なのか?など、実際に申請した経験をもとにお伝えできればと思います。乞うご期待!

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