J-STAGEを利用したジャーナルの効果的なアピール

J-STAGE, 2017.09.25

はじめまして、ダニエルイッスです。

私は日本人ですが、青春時代に顔が濃く外国人っぽいという理由で「ダニエル」というあだ名で呼ばれています。なぜ「ダニエル」なのかはわかりません。

さて、今日のお話は国内最大級と言われるオンラインジャーナルの公開プラットフォーム「J-STAGE」についてです。J-STAGEではトータルで2,350誌以上(2017/9/1現在)が掲載され、多くのジャーナルが公開されています。

J-STAGEでは、学協会のページにおいて様々な情報を発信できたりと、ジャーナルをより効果的にアピールできそうです。
今回は、ジャーナルを発行する学協会様向けに、その方法についてご紹介したいと思います。

①ジャーナルに関する情報の掲載

トップ画面にジャーナルに関する情報を掲載できます。

 

ん?
大したアピールではない?普通すぎる??

 

確かにそうかもしれませんが、何をお知らせするかが重要なのです。

 

例えば、
・ジャーナルの特徴(同分野の他ジャーナルとの違い等)
・特集で取り扱っているテーマ
・投稿から採択までの期間
・もしジャーナルにIFがついていればIF値
・もし投稿数が伸びているのであればその伸び率

 

等々、様々なお知らせを掲載できます。
J-STAGEは英語画面も用意されていますので、海外からの投稿を受け入れているジャーナルは、英語画面をも駆使することによって海外への絶好のアピールにもなると思われます。
しっかりジャーナルの特徴を伝えて未来の投稿者のハートをがっちりキャッチしましょう!

 

②おすすめ記事の紹介

こちらもその名の通りで、J-STAGEに掲載した記事をピックアップできます。

学会賞を取った記事、今が旬な記事、アクセス数が多い記事など、学協会として読んでほしい記事をアピールすることに利用できそうです。

閲覧者に向けての情報発信だけではなく
「優秀な論文はさらに情報発信の強化をしていますよ!」という意味で、未来の投稿者へ向けてのアピールにもなるのではないでしょうか。おすすめ記事に選ばれた著者もきっとうれしいはずなので、著者向けのちょっとしたサービスにもなりそうですね。

 

以上、今回は2点ですが、このようなサービスを活用することによって、学協会・著者・閲覧者が様々なメリットを受けることができると思われます。
またJ-STAGEは今秋に公開画面がリニューアルされ、さらにジャーナルの発信力を高めることができるそうです。この件についてはまた別の機会でご紹介しようと思います。

 

私の名前の余談ですが、イッスは、体育会系で「はい」の代わりに使われる「ウィッス(ウッス)」から派生したもので、社内でよく「イッス」を使っていたところまた新しいあだ名が生まれました。

それではまた。
イッス!

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